✣ 味噌づくり ✣
昨日、味噌の蔵出しと、新しい味噌の仕込みが行われました。例年なら、くりくりあおぞらくらぶの子どもたちと一緒に、ワイワイガヤガヤと楽しくやるところですが、今年はコロナのために、子どもたちがいなくてさびしいなあと思いながらの味噌づくりでした。
いよいよ昨年2月8日に仕込んだ味噌の蔵出しです。どんな味噌に出来上がっているのかとワクワクしながら甕(かめ)の蓋が開けられました。とても良い出来。それに、教会で作る味噌は添加物なしで、大豆と塩と麹のみで作りますから美味しいのです。早速、1袋買って味噌汁にしていただきました。この美味しさをどう表現したらよいのでしょう。言葉が見つかりません。出来たてのフレッシュな味噌の味は、この時にしか味わえません。皆さまもぜひ味わってください。
味噌づくりは、前日から水につけておいた大豆を煮て、潰して、塩と麹を加えて混ぜ、甕に仕込む。ここまでのプロセスは、味噌づくりのベテランたちが長年培ってきたノウハウで人の手の業が生かされます。しかし、甕に蓋をしてからは、もう人の手はまったく及ばず、私たちにはどうすることもできない自然の領域−気候や風や日差し等が味噌の熟成にかかわってきます。味噌を仕込んだ後は神にお任せ。私たち人間は、1年間ただじっと待つのみです。私たちには見えない所での神の働きを思うひと時でした。
●1月24日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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