✣ 1・17をおぼえて ✣
1. いくつかの季節が移り行き 時は流れて行くけれど
私の心の大きな穴は うめてもうめても ふさがらない
何度も何度もそう語り ため息ついては肩落とす
あなたに何もかける言葉 見付ける事はできないけれど
※ 人は旅人 夢のかけらを 分け合いながら 生きて行くのさ
夢は誰かと 育て 咲かすもの 三色スミレが 教えてくれた言葉
2. 街に灯が 戻り来て 人々の 靴音が変わっても
私ひとりの生命の重さ どれだけ値打ちがあるのだろう
ポツリとあなたは言うけれど あなたに出会えて ぼくはよかった
裂けた大地の上に再び かけがえのない生命が育つ
崩れたガレキのすき間から 小さな花 ひとつ咲いた
風に吹かれて しなやかに 今 小さな 生命ひとつ
※ 繰り返し
だれが植えたか 三色スミレ
地震(ナイ)の大地に 再び咲きそよぐ
(詞・曲 野中宏樹)
今日は、26年前に起こった阪神淡路大震災の祈念日。震災から2年半ほど経った時、支援にかかわった仲間たちがつくったCDの「三色スミレ」という曲です。この日をおぼえて祈ると共に、現在も様々な形で続いている被災によって苦しんでいる人々が希望を見出せるようにと祈ります。
●1月17日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
|