✣ コロナ危機の中で共に生きる ✣
今年は、年明けからCOVID-19新型コロナウイルス(以下、コロナ)によって全世界が混乱し、いまだ終息の見通しが立たず、今日に至っています。それでも、多くの研究者の努力によってコロナ感染を防ぐための対処の仕方が見えてきて、少しずつ社会活動が進められてきました。まだまだコロナ前のようにはいきませんが、私たちは、三密を避け、マスク着用、アルコール消毒、手洗いなどを心がけて日々の生活を営んでいます。
教会も、突然ふりかかってきたコロナの影響によって、これまで当たり前にできていたことができなくなりました。人が集まる場所ですから、苦悩しながら、緊張しながら、キリストにある希望と、神が共にいてくださるという約束にしがみついて、教会を閉じることなく歩んできました。これから寒い季節を迎えますので心配はありますが、揺らぐことのない主の支えを祈りつつ、感染防止対策を徹底して、年度後半の歩みを進めていきたいと思っています(徹底管理するという、福音とは逆行することにも悩みながらですが)。
コロナに限らず、受け入れ難い苦難の中で、私たちは「神さま、なぜ」と問います。「なぜ」への答えは分かりません。ただ、教会として言えることは、互いの悩み苦しみ痛みを分かち合い、教会の内外という壁を超えて「一緒に生きていこう」と励まし合うことではないかと思っています。
●9月27日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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