✣ 神の召しに応答する ✣
本日から神学校週間が始まります。7月5日まで、全国壮年会連合と、教会においては壮年会の推進によって、全国の教会・伝道所で、神学生をおぼえて、祈りささげる時をもっています。この働きがあることで、献身して神学校で学ぶ神学生たちは、現場に遣わされるまでの期間を物心両面で支えられ、安心して神学の学びや教会での研修に励むことができます。私自身、西南学院での4年間をこの奨学金で支えられて学ばせていただきました。神学校での学びは時にハードでしんどいこともありましたが、全国の教会・伝道所の祈りにどれほど支えられたことか。
全国壮年会連合発行「神学校週間によせて」に、朴宣教研究所所長が次のように述べておられます。「バプテストとして神学校で学ぶということは、聖職者という身分を得るためでなく、教役者という職分を果たしていく資質を備えられるため」、すなわち「常に聖書に照らし合わせて、今の時代の生の全領域における様々な事象を鋭く見抜き、的確に対応できるための力を養うことと同時に、神と隣人を愛し、他者と共に生きるための憐憫と歓待の精神を培っていくこと」であると。しかし、このことは神学生に限られたことではない。今の時代に、この世界で、教役者として教会に仕えている私自身に向けられた言葉として聴きたいと思います。
●6月28日 神学校週間 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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