平和への祈りをつなぐ

投稿日時 2020-06-20 15:40:00 | カテゴリ: メッセージ

✣ 平和への祈りをつなぐ ✣

    女性連合は、6月23日を「6・23沖縄(命[ぬち]どぅ宝)の日」と定め、平和を祈る時としています。毎年、沖縄での学習ツアーも実施していますが、今年は、新型コロナウイルス感染防止のために中止になりました。「沖縄は学習に来るところではない。連帯するために来るところ」、沖縄のT牧師の言葉がズシンと重く心に残っています。その場限りの学習ではなく、自分の足元で平和のための働きをせよ、ということなのでしょう。沖縄の痛みを私たちの痛みとし、平和を希求する祈りの輪に、私たちも連なりたいと願います。
    女性連合『世の光』6月号の巻頭言(岡田富美子、那覇新都心教会)の一部を紹介します。・・・・・・ 世界が同じ一つのこと(コロナ)で悩む時、沖縄ではさらに4月10日、普天間基地から外に22万リットルの泡消火剤が流れ出しました。発がん性物資の有機フッ素化合物が含まれ、有毒で米軍も処理に困っていたものです。米軍司令官の言葉、「雨が降れば収まる」。在日米軍基地の70パーセント以上が沖縄に置かれ、悔しいことが起こる日常です。「そのことを知ってほしい。皆の問題」と2006年、第34回女性連合総会で那覇新都心教会女性会の提案「6月23日を『沖縄(命どぅ宝)の日』として覚え平和を祈る時として守る」が満場一致で決まりました。議場の感動が今もわたしの中を巡ります。・・・・・・
    We Shall Overcome(勝利を我らに)

●6月21日 週報巻頭言  牧師  村上 千代






栗ヶ沢バプテスト教会にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://kurigasawa.org

このニュース記事が掲載されているURL:
http://kurigasawa.org/modules/newsletter/index.php?page=article&storyid=550