✣ 良い羊飼いに導かれる群れ ✣
今日の礼拝後、栗ヶ沢教会が長年だいじにし、祈りをもって取り組んできたバザーを行います。そして、収益は、4ヵ所の障がい者福祉施設(いぶきの広場、ザザビー、止揚学園、久山療育園)に献金します。
バザーの意味は、辞典によれば「慈善事業・社会事業などの資金を得るために、品物を持ち寄って売る催し。慈善市。」となっています。しかし、わたしたち教会が行うバザーは、他人に対して情けや哀れみをかけることでも、恵まれない人々への経済的な援助でもありません。自らのいのちが、神から与えられたものであることをおぼえ、他者のいのちに思いを馳せ、人々と共に生きるわたし(たち)として、他者との関係につなげられていくことです。ですから、献金をお届けして終わりではなく、各施設のことや、そこで生きている人たちのこと、また、人のいのちに優劣がつけられるような現代社会の中で「障がい者」のおかれている状況などを、知り、理解を深めることがだいじです。そして、祈ることを通して、自分たちにできる具体的な行動へと向かうのです。
今日は、そのようなことを考えながら、バザーで共に労する喜びと、近隣の方々をお迎えして交流する喜びを味わいながら、たのしく過ごしてまいりましょう。
●2月16日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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