互いを思いやる

投稿日時 2019-09-21 14:36:12 | カテゴリ: メッセージ

✣ 互いを思いやる ✣

    この度の台風15号で被害に遭われた方々、停電や断水で未だ困難な生活を強いられている方々をおぼえて祈りつつ、先週の月〜火、前々から計画していた宮城県津波被災地と、仙台教会を訪問した。栗ヶ沢教会に通っていたYさんに会い、震災から8年半経った被災地の状況を知るための旅である。
    仙台へと向かう途中、高速道路脇に示されている放射線量の高さに驚き、そこを走っていることを一瞬後悔した。だが、原発地域の方々の犠牲の上にわたしたちの日常があり、そこで生きるしかない方々が大勢おられることを考えると他人事ではすまされない。心に痛みをおぼえながらひたすら走った。
    仙台教会に着き、小河義伸牧師と教会員のお世話で津波被災地を回った。南三陸町では、赤い鉄骨だけが残っている総合防災庁舎を見ながら、生存者が大学生たちに語っているのをたまたま聞くことができた。生き残った者の苦しみや複雑な気持ちを抱えながら、でも一瞬にして命を奪われた人たちの分も生きていかなければと、前に進んでいる姿に一筋の希望を見、神が人間に備えてくださっている生きる力を知らされ励まされた。被災地の復興はまだまだ、それに人々の悲しみや心の傷は簡単に癒えるものではない。これからも神の慰めと支えを祈り、主から示される我らのなすべきことを行いたい。

●9月22日 週報巻頭言  牧師  村上 千代






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