✣ あなたがたに平和があるように ✣
イースターおめでとうございます!
近頃は、イースターという言葉が一般的に聞かれるようになりました。先日、友人が、たまたま買った卵を家でよく見ると、全部の卵にイースターシールが貼られていたとか。イースターが知られるのは喜ばしいことですが、それがイエス・キリストの復活抜きの単なる春の祭りとして知られるのであれば、無邪気に喜んでいられない気もします。
十字架で殺され、墓に葬られ、三日目に復活させられたイエスは、十字架につけられた時の手足の傷跡をもったまま弟子たちの前に現われました。そして、不安、恐れ、疑い、とまどい、後悔、悲しみ…を抱えた弟子たちに「あなたがたに平和があるように」と言われたのです。わたしたちの罪の現実、心の闇があり、この世界が、悲しみや苦しみ、絶望に満ちているからこそ、イエス・キリストの復活の希望を信じ、祝わずにいられません。
今日の礼拝の中で、信仰告白とバプテスマ式が行われます。ひとりの人が、聖霊の導きによって十字架と復活のイエスを救い主と信じ、自分の人生を主に委ね、主と共に生きる決心へと導かれたこと、そしてこの出来事を通して神が教会に喜びと恵みを与えてくださることを感謝しています。
●4月21日 イースター礼拝 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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