地域に仕える教会

投稿日時 2019-01-26 15:31:59 | カテゴリ: メッセージ

✣ 地域に仕える教会 ✣

    先週は冬休みをいただいたので北九州へ行ってきた。昨年、衆議院議員の女性が「LGBTは生産性がない」と述べて波紋を広げたが、生産性とは何かを考えていた時に、たまたま東八幡教会で「生産性について考える」というテーマで、学び、語り合う場があるというので参加した。講師は北九州市立大学大学院教授の工藤一成先生。
    20日の主日は、神学生時代にお世話になった南小倉教会で礼拝した。南小倉教会は礼拝出席20〜25名の小さな群れ。でも活き活きしている。午後は「生笑一座(いきわらいちざ)」を招いての集会が企画されていた。「生笑一座」とは、「きてさえいれば、いつかえる日が来る一座」のことで、メンバーは、東八幡の奥田知志牧師、南小倉の谷本仰牧師、元ホームレスの方々。「もう死ぬしかないんじゃないか」という極限を経験した当事者が、いま笑顔で暮らしている。生きづらい思いをしている子どもたちがいれば、「生きてさえいれば、いつか笑える日が来るよ!」と身をもって伝えたいとの思いからこの一座が立ち上げられ、全国の学校や施設に行って公演している。
    いのちを大切に、困った時には「助けて」と言える社会を目指し、地域に仕えているそれぞれの教会から多くを学び、教会の働きを深く考えさせられている。

●1月27日 週報巻頭言  牧師  村上 千代






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