✣ そのとおりにしたところ・・・(ルカ福音書5章6節) ✣
信仰生活には、人知を超えた神の力、働きにふれることがなくてはならない。そこから信仰は始まってくるのである。わたしたちが神を必要としているとか、信仰生活をするのがよいとか、そういうことが信仰生活の原動力ではない。神が私に迫ってきたから信仰せざるをえなくなる、福音を語らなければならなくなるようなものが、私たちの中に興されてくるところに信仰の原点がある。
では一体どうすれば神に出会うこが出来るのか。
キリスト教はどこまでも約束の宗教であり、その約束を履行することが一番大事である。「そのとおりにしてみた」ときに、はじめて聖書の言葉が本当か嘘かが分かる。それは約束であると信じて、それに従うなら、そこで、私たちは今も生きておられる神に触れるのである。その神に触れることから信仰生活が始まる。
榎本保郎書 1日1章 から
●1月20日 週報巻頭言 教会員 吐田 敏宏
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