✣ 教会学校月間② ✣
先週の巻頭言で、教会学校月間のこと、教会学校の目的などを分かち合いました。わたしたちは、教会に集う全員が教会学校のリーダーかメンバーであると考えますので、今月は『教会学校ハンドブック』を参考に、巻頭言で3回にわたり教会学校の働きについて確認したいと思います。先週がシリーズ①、今回が②、③は23日です。
今回は、教会の教育的使命についてです。「イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」(マタイ4:23)。イエスの豊かな働きは、「教育」と「福音宣教」(伝道)と「いやし」であり、その働きは出て行って、巡り歩く仕方で行われていました。しかもイエスはそれを自分一人で行うのではなく、その喜びと労苦を弟子たちと分かち合われたのです。そして今日の教会も、イエスからそのように招かれているのです。
教会の教育的使命は、福音宣教(伝道)、いやし(奉仕・牧会)、交わり、祈りなどと密接に関係しており、教会学校はただ聖書を教える場ではなく、それらをすべて含んでいることになります。ですから奉仕や献身はリーダーだけに求められることではなくクラス皆の課題なのです。
●9月9日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
|