✣ 主イエス・キリストによる信仰の救い ✣
使徒パウロは、ベニヤミン族の出身でヘブライ人の中のヘブライ人、律法の義については非の打ち所のないものでした、と自分を語っています。そのため、キリスト教会を迫害することが神に尽くすことだと思っていたパウロは、復活された主イエスにダマスコの途上で出会って、これまで信じていたことが全く違っていて、主イエスが、預言書に書かれていたキリスト、来たるべきメシアであったということを、一瞬にして知らされました。
パウロは、主イエス・キリストを宝だと、わたしたちに教えています。わたしたちは土の器に過ぎません。でもその土の器に、主イエスの恵みによってわたしたちに、福音が与えられていることを確信し、感謝しています。そしてパウロは、「自分の決められた道を走りとおし、また、主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たすことができさえすれば、この命すら決して惜しいとは思いません」と宣言しています(使徒20:24)。
わたしたちに与えられた宝なるイエス・キリスト。その福音を宣べ伝える使命を全うすることができますよう、祈り求めます。そしてわたしたちは、神が喜ぶ忠実な僕になることを願っています。日本の人々がすべて福音を知って、信じるように、皆さん、ご一緒に御言葉を伝える働きをしませんか。
●7月8日 神学校週間礼拝 週報巻頭言 神学生 陳 弼蘭(茂原バプテスト教会)
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