✣ 神学校週間によせて ✣
今日から神学校週間です。全国壮年会連合の推進により、全国の教会・伝道所で神学校の働きと神学生を覚えて祈りささげる時を持ちます。そしてこの時の献金が、神学生の奨学金に用いられています。
献身者のために祈るのは年間を通してであることは言うまでもありません。しかし毎年期間を定めて全国の教会・伝道所が祈りを合わせることは、教会に伝道者養成や献身者が起こされるようにとの祈りの課題が意識化されるので、意義あることです。
バプテストには二つの献身者が考えられると思います。一つは、イエスを主と告白し、主に従う者はすべて献身者であるということ、もう一つは、神からの召命に応答し、牧師や主事など教会の働き人となる献身者です。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」(マタイ9:37、38)。ここでイエスは、収穫のためにあなたが働き手になりなさいとおっしゃらずに、働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさいと言われています。献身は、神のわざです。神の召しに応答し献身する、それが教会の出来事となっていくことであります。
献身者のために祈るこの時、私たち一人ひとりも主に献身する者であることを覚えていたいものです。
●6月24日 週報巻頭言 牧師 村上 千代
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