ほんとうにいいこととは

投稿日時 2018-04-27 19:16:03 | カテゴリ: メッセージ

✣ ほんとうにいいこととは ✣

    学者アラムハラドが子供たちにたずねます。「小鳥が啼かないでいられず、魚が泳がないでいられないように、人はどういうことをしないでいられないだろう。」 小さなセララバアドが「人はほんとうにいいことが何だかを考えないではいられないと思います」と答えました。これは、宮沢賢治の作品の中の話です。わたしたちは、ふだんこの「ほんとうにいいこと」を、何を規準に考えているのでしょうか。ほんとうにいいことと思って言った言葉で、人を傷つけたり、ほんとうにいいことと考えてしてくれただろう行いを、うっとうしいと思ったりします。
    このことを、聖書はどう説いているのでしょうか。パウロは、いろいろな教会の信徒へ手紙を書いていますが、その中で「心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」(ローマ12:2)と言っています。そしてその内容は、「愛は隣人に悪を行いません…」(ローマ13:10)「兄弟をつまずかせないために…」(汽灰螢鵐8:13)とつながっていきます。パウロは、キリストにあって自由にされた者が、自分の立場や主張する意見によって隣人が害を受けていないかどうか自覚して行動するとき、人は「ほんとうにいいこと」が何かを考えることができると教えています。

●4月29日 週報巻頭言  教会員  佐藤 満子






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