主イエスに結ばれた者として

投稿日時 2017-09-21 19:48:37 | カテゴリ: メッセージ

✣ 主イエスに結ばれた者として ✣

    現代社会が抱える問題の一つに「無責任」があります。政治、経済の世界で、教育、医療、福祉の現場で、他にもさまざまな場所で「無責任」がまかり通っています。
    「ケシカラン!」と叫ぶ私たちも、知っていながら知らないふりをする、自分のことは棚に上げて人を責める、上辺をつくろって済ませる等、家庭で、職場で、学校で、或いは教会で、自分の果たすべき務めを、いい加減にしていないでしょうか。
    「現代は、先が見えない不安な時代だからやむを得ない…」という人もいます。しかし、こういう時代だからこそ、“真実の光”が必要ではないでしょうか。
    では、“真実の光”を世に届けるのは誰か? 聖書は、神の手足として召し出された“キリスト者”だ、と言っています。ところが、“キリスト者”の福音理解が不十分、言動が「俗人」と変わらない…これでは“真実の光”は輝きません。
    使徒パウロは、初代教会のそのような“キリスト者”に対して、【あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者になりなさい】(エフェソ5:1)と厳しく戒めました。
    旧約聖書「士師ギデオン」の晩年の物語は、立派な実績を残した信仰の人も、例外なく「世俗化」する教訓を伝えています(士師記8:27)。牧師退職に際し、私はこの物語を心にしっかり刻もうと思います。

●9月24日 週報巻頭言  牧師  山田 幸男






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