1)隠す、隠れる…裸でいても、恥ずかしがりはしなかった二人(2:25)、神と向き合うことを喜んでいた二人が、いちじくの葉で恥部を隠す。神の足音が聞こえると、木の間に隠れる。神の言葉に従わなかったので、隠し、隠さなければならない事態が次々と起き、それに振り回されるようになった。
2)窮屈な関係…二人は自分の間違いを認めない。責任転嫁する。互いに仕え、支え合っていた二人は、自分の思い通りにならないと気がすまない、自分勝手で窮屈な関係になってしまった。神と人との基本関係が崩れたので、すべてが狂い始めた。
3)楽園からの追放…アダムとエバは、ついに【エデンの園(神の歓喜)】から追い出されてしまう(3:23)。生きる喜びは失われ、虚しい人生を歩む。それは、楽園で神に背を向けた結果です。