✣ 神の約束を信じる ✣
聖書が伝える“希望”。それは“キリストと共に生きる人生”です。いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝して生きる。それは理想に過ぎないと言う人もいます。それなら、現実に振り回されるだけの人生に満足できるのでしょうか。それで良いと言う人には、これ以上お話することはありません。しかし、“希望”を持ちたい人は、引き続き、牧師の話を聞いてください。
聖書が教える“豊かな人生”。それは、理想だけでも現実だけでもありません。理想と現実の両方を含みます。理想は理想として、現実は現実として、それぞれを見極める“知恵”を持つのです。そのために、聖書を繰り返し読み、聖書時代の人々が歴史に残した足跡を吟味して、そこに自分を重ねてみる。気づいた点があれば、それに学び、“知恵”を得て新しい歩みを始める。
謙遜に人の意見を聞く人は“解決”を得るといわれます。それなら、聖書(神の言葉)を謙虚に聞く人が“希望”を見出さない訳がありません。神の言葉に従って不幸になったという話は聖書にはありません。
聖書は、神に従う人が“祝福”される姿を伝えています。嬉しいことに、聖書は先に天へ召された方々との“再会の時”を約束しています。“再会”の鍵は、イエス・キリストを心に信じ、自分の口で公に「イエスは主なり」と告白すること。ここに、“本当の喜び”と“真実の希望”があります。
●11月6日 召天者記念礼拝 週報巻頭言 牧師 山田 幸男
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