✣ 神との絆 ✣
私たちが「ダビデの生涯」から学びたいことの一つは、“先立つ神の恵み”です。神を信じて従う人に、神は必ず祝福を備えています。もう一つは“罪人と聖なる神との絆”です。罪を抱える人間は、どのように神から罪を赦され、どんなふうに神と強く結びつくのか、そのプロセスです。
世の中には聖書を読まなくても、信仰を持たなくても、稀(まれ)に素晴らしい生き方をしている人もいます。そういう人から見れば、罪丸出しの「ダビデの生涯」など、とても受け入れられないかもしれません。
ところが、そんなダビデが、神に選ばれ、神が愛してやまない人物であると、旧約聖書サムエル記は一貫して語っています。
聖書を読んでいても、信仰があっても、立派というには程遠い者にとって、「ダビデの生涯」は大きな慰めであり、希望です。
ダビデの生き方に、“神との絆”を深めるヒントがあります。
1) 雑音に振り回されない
…どんな時も、神の導きを求め、神の声(Go! Stop! Wait!)に必ず従う。
2) 他者を責めない
…自分の罪を悔い改めて、自分が日々新しくなるように祈る。
3) 礼拝を忘れない
…嬉しい時も、悲しい時も、神を賛美して生活する。
●7月3日 週報巻頭言 牧師 山田 幸男
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