十字架と愛

投稿日時 2016-03-17 19:54:50 | カテゴリ: メッセージ

✣ 十字架と愛 ✣

    きょうから“受難週(Passion Week)”に入ります。「キリスト教国」ではない私たちの国、日本には“受難週”が何のことか分からない人がたくさんいます。クリスマスやバレンタインデーには強くこだわるも、“受難週”は知らない。今度の日曜日が“イースター(復活祭)”であることにも無関心です。欧米先進国では、この季節はクリスマス同様、国民の休日(イースター休暇)です。キリスト教信仰の土台ともいうべき“イースター(復活祭)”。これを無視して、包装紙だけ欧米先進国を真似る私たちの国の「いびつな現実」に気づいて欲しいのです。
    これは今始まったことではありません。明治の文明開化以来、この状態が長く続いているのは、この国でキリストを信じた私たちにも責任がないとは言えません。鎖国時代のような踏絵や、命にかかわる迫害があるわけでもないのに、「みんなと違うと浮き上がる」と言って、何かに怯える現代のキリストの弟子(私)がいます。
    “イースター(復活祭)”を迎えても“神の力(愛)”を確信出来ないとしたら、それは、現代の弟子(私)が“受難週”を他人事のように過ごしているからではないでしょうか。
    今週は“受難週”です。キリストへ向き直る生活(悔い改め)を最優先しましょう。“受難週”を通らなければ“イースター(復活祭)”はありません。

●3月20日 週報巻頭言 山田 幸男






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