✣ 帰るところがある ✣
神さまは熟練した職人のように、“手もとに備えた道具”を上手に使い分けて素晴しいわざを成し遂げます。その道具とは、「イエスは主なり」と信仰を告白した人々(クリスチャン)のことです。
聖書の物語を注意深く読むと、神さまはTPO(時・場所・目的)にかなう“厳選した道具(選ばれた人々)”を用いていることに気づかされます。それと同時に、神さまは手もとにあるすべての道具に大きな働きを求めていないことも教えられます。奇跡のために用いる“大きな器”もあれば、“中位の器”や“小さな器”もあります。少し形の変わった“いびつな器”が重宝されることもあります。神さまにとっては、すべてが必要不可欠な道具です。熟練した職人は、多様な道具を上手に使い分けます。神さまの働き方も似ています。
腕の良い職人は道具を選ばないともいわれます。これは道具が錆びていたり、壊れていない前提での話。“使える道具”なら大丈夫という意味です。
さて、そこで、あなたの信仰は…? 錆びていませんか? 信仰生活が壊れていませんか? きょう御言葉が心に響いたならキリストに従いましょう。良い職人(神さま)には良い道具(忠実な僕)が似合います。
●2月22日 週報巻頭言 山田 幸男
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