キリストとわたし

投稿日時 2010-02-21 20:56:32 | カテゴリ: メッセージ

 「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。」
わたしたちは、それぞれが人生の荷車を引っ張って生きています。自らの闘病、肉親の介護、経済的負債、対人関係のこじれ、過去のトラウマなどです。
 自分の荷車ですから、自分で引いています。一生懸命に引いています。人生とは、かくも重い道のりです。
 しかし、イエスさまは呼びかけてくださいます。「わたしのもとに来なさい」と。
 では、「わたしのもと(イエス様のもと)」とは、いったいどこにあるのでしょう。人生を放り出し、荷車を投げ捨てて、どこかに行けばいいのでしょうか。いいえ。わたしの人生はあくまでもわたしの道として歩むべきです。けれども、イエス様が「わたしの道」に寄り添い来て、わたしの人生の道の中で「わたしのもとに来なさい」とおっしゃるのです。自分の荷車を引きながら行くしかない「わたしの人生の道」に、「イエス様のもとに」という場所があるというのです。
 イエス様はおっしゃいます。「あなたがたを休ませてあげよう」と。
 「荷を降ろさせてあげよう」ではなく「休ませてあげよう」です。やはり、わたしの人生を、わたしが歩んで行くのです。けれども、休みが与えられます。慰めが与えられます。また、人生の荷車の豊かな引き方、平安な引き方を、イエス様に学ぶことができます。
 とかく、自分の人生の荷車を引きずりながら、自分自身を痛めつけている私たち。
 イエス様のもとで休みつつ生きること、そして柔らかく荷車を引く引き方を学ぶこと。それを大切にしていきたいと思います。
                    ●三郷家庭集会の話より






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