平和への責任

投稿日時 2014-08-06 17:34:58 | カテゴリ: メッセージ

 ✣ 平和への責任 ✣

 8月は『日本バプテスト連盟平和宣言月間』です。1)平和実現を祈る、2)日本が過去に犯した過ち(負の歴史)を直視する、3)次の世代へ平和の尊さを語り継ぐ、この三つを心にとめ、私の責任として実行しましょう。
  1945年、今から69年前、広島(8/6)と長崎(8/9)に原子爆弾が投下されました。一発の爆弾で都市が廃墟に…。この現実を目の当たりにした大日本帝国政府は、既に連合国側から提案されていた“ポツダム宣言”を受け入れ、「無条件降伏」をしました。こうして、日本の宣戦布告(1941年12月8日)によって始まった「太平洋戦争」は悲劇の結末で終わりました(8/15)。それは敗戦国・日本だけでなく、戦勝国・連合国側にとっても後味の悪い終わり方でした。「戦争」とは常にそういうものなのです。
  歴史には、時間の流れのひとコマになっても良いものと、そうなってはいけないものとがあります。「太平洋戦争」は、まさに私たち日本民族が絶対忘れてはならない負の歴史です。今、私たちの国は正しい方向へ進んでいるのでしょうか。先の悲劇は集団的自衛権という「正義」を振りかざした結末でした。『過去に学ばない者は過去を繰り返す』(ヴァイツゼッカー)。
●8月10日 週報巻頭言 山田 幸男






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