豊かな報いがある

投稿日時 2014-05-09 12:06:27 | カテゴリ: メッセージ

「豊かな報いがある」
きょうは「母の日」です。「母の日」は教会から始まりました。20世紀初頭、米国の田舎の教会に、教会学校教師として奉仕するジャービスという婦人がいました。ある日曜日、彼女は“あなたの父母を敬え”の御言葉から、「お母さんの愛に感謝を表す方法を考えてください」と子供たちに語りました。彼女の娘、アンナもその話を聞いていました。歳月を経て、ジャービス婦人が亡くなったとき、アンナは追悼式で子供の頃に教会学校で聞いた母親のあのメッセ-ジを思い出し、参列者に紹介しました。そして、母親が大好きだったカーネーションをたくさん飾って母親を偲びました。参列者はこの出来事に深く感動したそうです。この話を伝え聞いたクリスチャン実業家ワナメーカーが、彼の経営する百貨店にカーネーションを飾り、「母親に感謝する会」を盛大に催します。1908年5月の第二日曜日のことでした。これが全米に波及。1914年、米国大統領ウイルソンが米国の全国行事として発令します。こうして「母の日」は米国から全世界へ広がりました。教会学校教師の蒔いた種(福音)が、人の思いを超えて、豊かな実を結んだのです。

●5月11日 週報巻頭言 山田 幸男






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