「主イエスは、全世界で今も生きて働いておられる。」このことを確かなこととして知ることができるのは、世界各地に遣わされた働き人が、それぞれの地に起こっているキリストの出来事を分かち合ってくださるからです。世界伝道の恵みです。
今年度、連盟(JBC)とシンガポール国際日本語教会(IJCS)とのアジア宣教協働プロジェクトがスタートし、IJCSの伊藤世里江牧師がアジアミッションコーディネーターとして立てられました。と言っても、これは牧師単独の働きではなく、JBCと教会(IJCS)のパートナーシップで行われるものです。教会員30数名、教会員の国籍は複数、しかも入れ替わりの激しい小さな群れです。何をどうすればよいのか、本当にできるのか、不安もあったことでしょう。
ところが、事は「向こうからやって来た」のです。7月に世界バプテスト青少年大会がシンガポールで開催され、IJCSは、日本からの青年の受け入れと平和学習の実施、シンガポールバプテスト連盟への協力を通して、自ずとアジア宣教協働プロジェクトの実施に至りました。そして教会は外に向かって大きく開かれ、活き活きとしています。主のご計画は私たちの思いを遥かに超えています。苦しい時も、嬉しい時も、いつも伴にいるという主の約束は真実です。
●9月29日週報巻頭言 村上千代
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