【甘いことばをいただきましょう】
エルサレムの神殿祭司だったエゼキエルは王とともにバビロンに捕囚されたある日、ユーフラテス川支流の川沿いを歩いていると劇的な幻を見ます。 天から指し伸ばされた手には巻物が握られ、それを食べる様に言われます。 すると「それは蜜のように口に甘かった。」 そしてこれをイスラエルの民に語るよう命じられます。 しかし、伝える相手は「恥知らずで、強情な人々」でまったく聞く耳を持たず、結果エルサレムは滅んでしまいます。私たちは、この歴史的教訓から頑なな心を解いてみことばを受け入れる大切さを学びます。
主イエスと私たちの間にはドアが1枚あるとたとえられます。 普通の家のドアには内側と外側にドアノブがあり、どちらからでも開けられます。 しかし、主イエスとの間のドアは私たちの側にしかドアノブがなく、主イエスの側から開けられることはないのです。
私たちは自分の側からドアを開け、大きな口を開けて甘いみことばをいただきましょう。
●7月7日 週報巻頭言 前野一郎
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