御国の王イエス様の御先立ち
投稿日時 2013-04-28 17:48:51 | カテゴリ: メッセージ
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【御国の王イエス様の御先立ち】
欲張った題名をつけました。イエス様は山にまでついて来た群衆と弟子たちに、「心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。」とおっしゃる。心貧しく、悲しみ、柔和な人々の現状は、どう見ても幸いな状態ではない。
それを、幸いだとおっしゃるのは、天に昇り、神の右に座し、神の国の王権を委ねられたイエス様であるからである。このお方から差し込む光に照らされたイエス様の幸いだという判断は、この世的な判断と180度対立する。イエス様の御言葉は、神の国の幸いなのである。私たちの問題は、この御言葉をどうお聞きすべきなのかである。私たちはいつか先のことではなく、今のこととして、お聞きしたいのである。
御国の王イエス・キリストは、この御言葉を聞く「心の貧しい者」が、生まれる前から、既に共にいて下さり、彼らの苦しみなど比較にならない(十字架の)苦しみを、背負って、勝利して、御国へと先立ち給う御方の御言葉として、お聞きすべきなのではないか。「勇気を出せ。私は既に世に勝っている」。
●4月28日 週報巻頭言 松倉治
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