10月22日、栗ヶ沢教会では5年ぶりとなる秋の特別礼拝が捧げられました。今回の講師は江原美歌子先生。日本賛美歌学会の運営委員として、日本バプテスト連盟においてのみならず、教派を超えて教会音楽を主導していらっしゃる先生です。
礼拝のテーマは「若者と子どものために教会が出来ること」。説教では、音楽・子どもユース担当主事を務めておられる相模中央教会の活動の様子を伺いました。「若者の教会離れ」は、多くの教会で憂慮されている問題ですが、江原先生は、「若い方が教会に関心がないのではない。そこでの教え、御言葉を求めている人が必ずいる」との確信を、お働きの中で持たれたそうです。応答賛美歌「人は皆求めてる」(新生讃美歌638番)は、江原先生の美しい歌声によるリードで歌詞のメッセージを心に刻みつつ、皆で捧げました。
礼拝後は江原先生を囲んでの懇談会も持たれ、参加者から様々な質問が寄せられたり、「先生による賛美をぜひもう一曲!」とのリクエストも飛び出し、心に染みる賛美をさらに聴かせていただいたりしました。
今回の特別礼拝で私たちは、愛を持って、集団ではなく一人ひとりに向き合うことの大切さを学び、教会が若い世代を迎え入れてともに成長してゆくためのヒントをいただきました。「愛は、すべてを完成させるきずなです」(コロサイ 3:14より)―― この御言葉に立ち、小さなことでも、教会は常に「愛による働き」を進める場所でありたいものです。
●総務委員会ホームページ係
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