2021年12月、栗ヶ沢教会は木村牧師と迎える初めてのクリスマスを過ごしました。コロナの脅威が続く中でしたが、今年もクリスマスの各礼拝を無事に捧げられたことを感謝いたします。
まず12日は「子どもクリスマス合同礼拝」。「かみは そのひとりごを おあたえになったほどに よを あいされた」(ヨハネ 3:16)と、ひらがなで書かれたボードが用意され、牧師は「『よ』のところを『わたし』に変えて読んでください。あなたは神さまに愛されているんですよ」と子どもたちに語りました。アドベント第4主日の19日は「クリスマス礼拝」。教会員I.M.さんによるクリスマスメドレーのピアノ演奏が特別賛美として捧げられ、クリスマスの喜びが心に染みとおりました。
そして24日の夜は「クリスマスイブ燭火礼拝」。前奏ではハンドベルを使って『まぶねの傍(かたえ)に』が奏でられ、静かに響くベルの澄んだ音が、聖夜の空に輝く星を彷彿とさせました。照明が消され、オルガンによる奏楽の中で会衆一人ひとりにろうそくの灯りが届けられると、今年も教会員たちの聖書朗読でイエス・キリストの降誕の様子をたどりました。
コロナ新変異株の拡大や国内外の痛ましい事件など、この世界には、私たちの心を疲れさせ、生きる苦しみを感じさせる出来事が溢れているかもしれません。しかし、その只中に、キリストという「闇を照らす光」は確かに届けられています――神様は私たちに生きてほしいと願っておられるから。一人でも多くの方が、そのクリスマスの恵みに目を留めることができますようにと祈りながら、2021年は暮れてゆきました。
●総務委員会ホームページ係
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