新型コロナウイルスという未知の脅威の出現により、世界が一変した2020年、教会も活動方法を模索しながら歩んできた年でした。栗ヶ沢教会でも、多くの活動を休止や縮小する判断をしましたが、神様の守り導きのもと、一年を無事に過ごせたことは、本当に感謝でした。
そのような中で迎えた今年のクリスマス。感染リスクを考慮し、外部への案内は控えたものの、できる限りの対策を取りながら礼拝を捧げました。例年どおりのプログラムをおこなえないことに一抹の淋しさをおぼえながらも、12月20日のクリスマス礼拝では、ピアノ独奏での特別賛美、そして24日のイブ燭火礼拝では、事前録音も含めた様々な年齢層の奉仕者による聖書朗読など、新たな試みを取り入れつつクリスマスを祝えたことは、恵みでした。
感染症自体の恐怖、それに伴う社会の変化がもたらす生活面の困難など、多くの人が、終わりの見えない闇の中に置かれているように感じる今、キリストによる希望の光が確かに注がれていることを、教会は発信し続けてゆきたいと思います。「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である」(マタイ1:23・新共同訳)
●総務委員会ホームページ係
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