毎年6月第4週の一週間は神学校週間、今年は6月23日〜30日です。それに先立ち、栗ヶ沢教会では6月16日の主日礼拝を本年度の神学校週間礼拝として捧げ、当日の説教者として、東京バプテスト神学校在学中の吉村知子神学生をお迎えしました。諸事情により神学校入学を断念した若き日の献身から数十年の時を経て伝道者としての学びへと導かれたとの証しもして下さいました。
説教は使徒言行録の第3章から、神殿の入口で物乞いをしていた足の不自由な男性が、「イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい」とのペトロの言葉を受けて癒されるというお話をテキストにして語られました。「この男性のように、差し伸べられたイエス様の手に自分の全存在を預け、立ち上がる時、新しい人生が始まり、イエス様を証しする者へと変えられてゆく」とのメッセージには、伝道の働きに携わることを決意した吉村さんご自身の実感が込められていることを感じました。
礼拝中には、神学校週間の取り組みを推進する壮年会からのアピールもありました。現在、残念ながら、無牧師の教会・伝道所は増加傾向にあるそうです。福音宣教の働きが進められるよう、今こそ、祈りと献金による支えが必要とされています。
●ホームページ担当 水林 京子
|