2018秋の特別伝道礼拝

投稿日時 2018-11-03 13:35:36 | カテゴリ: 教会日記

    空気がひんやりとして、秋の深まりを感じるようになった10月28日、今年度の「秋の特別伝道礼拝」が捧げられました。今回の講師は、クリスチャン新聞編集部長、月刊『百万人の福音』編集長を歴任され、現在はクリスチャン新聞編集顧問でいらっしゃる守部喜雅先生でした。2014年秋の特別伝道礼拝以来、4年ぶりに講師を務めていただきました。
    『聖書を読んだサムライたち』シリーズをはじめ、日本の歴史とキリスト教の関わりについて数多くの著作をお持ちの守部先生。今回は、現在放送中のNHK大河ドラマで注目されている、西郷隆盛についてお話しいただきました。
    とかく革命家としての勇ましいイメージが付いて回る西郷さんですが、彼が聖書を読んでいたことが、近年わかってきたとのこと。そのことを踏まえて歴史を振り返る時、「戊辰戦争」で敵対し敗者となった庄内藩に対する寛大な処置や、朝鮮進出を目論んだ「征韓論」の中で非暴力の対話による開国を目指した姿など、今まで気づかなかった、「聖書の教えに生きた西郷」、「他者の痛みに共感する西郷」という人物像が見えてきました。
    「天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以って人を愛するなり」。そう言って、常に天の道をさぐりながら、人を愛し、寄り添おうとした西郷さんの生き方に、現代の教会も学ばされます。

●ホームページ担当 水林 京子






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