8月13日の礼拝は、平和祈念礼拝でした。毎夏、終戦記念日に近い主日に捧げられています。
メッセージの時間は、昨年に続き、今年もプロジェクターで戦争当時の様子を伝える動画や写真を投影しました。牧師からは、過去の失敗に学ぶために歴史を次の世代に正しく伝えることの大切さ、また、物事に多角的な視点を持つことの重要性が語られました。さらに、私たちが平和の種を蒔く者となるためのヒントも、聖書の中の逸話から、いくつか語られました。私たちにできることは小さなことかもしれません。けれど、当たり前のことをコツコツと、一人でできないことは誰かと協力して、そして、祈りをもって、平和への道を進んでゆくことを改めて学びました。
当日の聖歌隊による讃美は「心の緒琴に」でした。「あぁ平和よ、くしき平和よ、み神のたまえる くしき平和よ」という歌詞が印象的な曲です。先の大戦の記憶が薄れつつある一方で、国際情勢の不穏なうねりの中、新たな戦争への脅威が増していると言わざるを得ない今日、平和の尊さを深く心に刻む、今年の平和祈念礼拝でした。
●ホームページ担当 水林 京子
*当日の聖歌隊による讃美を動画でご覧下さい
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