今年も神学校の働きを心に留める季節がやってきました。6月26日から始まる神学校週間に先立ち、栗ヶ沢教会では、6月19日の主日礼拝に、今春東京バプテスト神学校を卒業なさった丸山勉神学生をお迎えし、神学校週間礼拝を捧げました。
説教は、ルカによる福音書19章の徴税人ザアカイのお話から語られました。丸山神学生は、時に、最近の政治家や、イチロー選手も引き合いに出しながら、ザアカイの心の闇が私たちに問いかける生き様の問題や、イエス様と出会ったザアカイの感動とご自身の救いの経験を重ね合わせてのお話、また、献身についての思いなどを語って下さいました。
礼拝の中では、壮年会会長から、神学校支援を呼びかけるアピールもありました。現在330ある日本バプテスト連盟の教会・伝道所のうち、30の教会・伝道所が無牧師の状態だそうです。栗ヶ沢教会も、3年前には無牧師の期間を経験しました。聖書には「手引きしてくれる人がなければ、どうして分かりましょう」(使徒言行録8:31より)との言葉があります。すべての人が福音の祝福にあずかれるよう、導き手となる牧師・伝道者の育成のため、私たちは祈り、支援を続けます。
●ホームページ担当 水林 京子
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